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WebAR³ VPS の仕組み

WebAR³ VPS SDK は、GPS やマーカー、ネイティブアプリに依存せずに、モバイル・Web・XR デバイスで持続的な空間体験を実現します。プラットフォームは次の 2 つのワークフローで構成されています。

  • Spatial Mapping — 現実空間をキャプチャし、VPS 用マップに変換するプロセス
  • Localization — 生成したマップをもとに、デバイスの姿勢(位置+向き)をリアルタイムで推定するプロセス

🗺️ Spatial Mapping

マッピングは、実世界の映像をローカリゼーション向けデータに変換する工程です。WebAR³ ではさまざまな方法でキャプチャできます。

  • AR Clip Mapper — 動画撮影と feature 抽出を行うモバイルアプリ
  • 対応スキャナー / カメラ — LiDAR、360° カメラ、RGB-D センサーなど
  • WebAR³ REST API — 既存の画像や点群を自動でアップロード

クラウドでの処理が完了すると、マップは各 SDK から利用できるようになります。

💡 それぞれのマップには固有の mapId が割り当てられます。mapId を SDK に渡すと、ローカリゼーションの速度と精度が向上します。mapId がなくても WebAR³ が最適なマップを自動選択します。


📍 Localization

ローカリゼーションは、マップ化された環境内でデバイスの位置と向きを推定します。WebAR³ VPS は、カメラのライブフレームとマップの feature を照合し、50 cm 以下の精度300 ms 未満の遅延pose を返します。

利用方法:

  • Web / iOS / Android / Unity 向けの SDK
  • REST API(サーバーサイドや独自クライアントからの利用向け)

🚀 クイックスタート

  1. space.web-ar.studioアカウントを作成します。
    無料プランでも SDK・REST API・マッピングツールを利用でき、登録後に apiKey が発行されます。
  2. マップを作成します。AR Clip Mapper を使うか、データを手動でアップロードします。処理後はコンソールの Maps に表示されます。
  3. SDK を統合します。対象プラットフォームの SDK を導入し、apiKey と必要に応じて mapId を指定します。ローカリゼーションが成功すると pose の更新を受け取ります。
  4. AR 体験を構築します。Unity、WebAR Studio、Three.js などでアンカーやルート、コンテンツを配置します。

🔐 開発者トークンの例

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このトークンは、REST API やマップ管理・VPS ノード制御などの Pro 機能で利用できます。

🧭 WebAR³ VPS は、ローカリゼーションとマッピング、クリエイティブ ツール群を統合する空間インフラレイヤーです。